なぜか最近、PCの購入相談を受けることが多い。
物価高や円安の影響で時期がよろしくないが、仕事や学業で必要なものは買わざるを得ない。
相談してきた人たちに共通していたのが、YouTubeでインフルエンサーたちの動画に影響されてしまい、
必要のないウルトラ超絶ハイスペックの構成を欲しがる
または
ジャンク品で激安の構成にしたがる
の両極端な危険思想wに染まっている点だ。
しかも、そんな人に限って使用用途は仕事のプレゼン資料やレポートの作成、
あとはちょっとした動画視聴ぐらいである。
こんな用途であれば、ハイスペックは宝の持ち腐れだが、仕事や学業に使うのであれば
安定性が必要なのでジャンク品で組むのはNGである。
そこで提案したのが中古で安価に購入する方法だ。
私は生粋のガジェットおたくなのであり、PCは自作しているので、あまり完品を
中古で購入することはなかったが、相談にこたえるために色々と調べてみた。
すると中古といえども、ちゃんと整備されていて動作保証が付いている。
さらには、故障などの際には修理や相談にも乗ってくれる。
なかなか有益だったのでブログに書き残すこととした。
誰かのお役に立てば幸いである。
必ず動作保証が付いている専門店で買おう!
中古といえば現在はフリマサイトを利用される方も多いだろうが
ことPC関係で言えば危険がいっぱいである。
決まり文句は『動作未確認なのでノークレームでお願いします』である。
これは=ほぼ壊れてます、と言っているようなものだ。
あえてスリルを楽しんだり、自身で修理できる腕のある玄人向けである。
必ず、整備済み、動作保証(できれば6か月ぐらい)が付いている中古専門店で
購入することをお勧めする。
では、具体的なおすすめの構成を述べていこう。
【CPU】Intel第8世代以降、AMD Ryzen2000以降のCPUを買おう!
何故かと言えばWindows11に対応しているCPU(PCの頭脳)だからだ。
・Intel 第8世代以降 できればCore i シリーズを買おう。
・AMD Ryzen2000以降
少しでも長く使え、セキュリティの面でも安心できる。
なお、OSが付いてくるのも地味にありがたい。
自作PCの場合OSを購入しないといけないがこれだけで1万円程度かかる。
つまり、中古PCはWindowsだけで約1万円の価値があるのだ。
【メモリ】できれば16GB、最低8GBを買おう!
メモリの目安は以下の通りである。
・軽いネットサーフィン、事務作業 : 8GB
・ゲームや軽い動画編集など : 16GB
何故16GBを推奨するかというと、アプリが要求するメモリが徐々に増加傾向に
あることと、同時に複数の作業を行う上でひとまず16GBあれば不満が起きないからだ。
例えばモニターを二台つないでYouTubeを見ながら、WEBページを複数開くような
使い方でも16GBあればまず困ることはない。
【記録媒体】SSDを選ぼう。HDDはつらい!
SSDを選ぶようにしよう!HDDは読み書きの速度が遅く、かなりストレスになるだろう。
HDDはバックアップなどの補助的な使い方にするほうが幸せになれる。
容量は500GBは欲しいところだが、後から増設が可能であれば256GBでもいいだろう。
【グラフィックボード】ゲームをやらないなら不要
ゲームをやらないならグラフィックボードは不要だ。
ディスクトップPCなら将来的に増設することもできる。
ディスクトップ型かノート型か
どちらでもいいので使用用途やライフスタイルによって決めよう!
ディスクトップであればパーツの入れ替えによるメンテナンスも可能。
【モニター】フルHD60Hzで十分
ノートPCなら不要だし、現在使用中のモニターがあるならそれを使えばよい。
購入する場合でもフルHD対応、60Hzのリフレッシュレートがあれば問題ない。
リフレッシュレートとは1秒間に表示する枚数のことであり、例えばYouTubeが
表示できる枚数は60fpsなので通常使いには全く問題なし。
おすすめの中古PCショップ
大手中古PCショップのBeStock社はおすすめだ。
・標準的な保証期間が6か月もある。
・大手なので品ぞろえがいい。
・ネット販売対応
・中古販売には珍しくカスタマーサポートがある(購入前、後に相談に乗ってくれる)
・頻繁にセールを行っている。
・企業などの大量購入にも対応している(掛けでの購入も可能)
以上、徒然なるままに記したが、誰かの役に立てば幸いである。