ハオのガジェット工房

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RTX4060Ti 8GB が売れていない理由を考える

RTX4060Ti 8GBモデルが爆死の様相だ。

日本での発売解禁日である24日は、夜22時の販売開始だったこともあるが

秋葉原ドスパラではわずか1台の販売だったようだ。

マイニング最盛期には深夜でも行列ができていたことを考えると寂しいスタートだ。

先日の拙著ブログでもRTX4060Tiの買う理由・買わない理由を書いたが、

再度、売れない理由を深堀したい。



いきなり結論:売れない理由

  1. やっぱりVRAM8GBが中途半端!?実質RTX3070の省電力版!?
  2. ライトゲーマには価格が高すぎる
  3. RX7600の価格待ち
  4. GTX1650、1660シリーズが有能すぎ問題
  5. マイニング落ち中古が存在感

 

1.やっぱりVRAM8GBが中途半端!?

 そりゃそうだ。なんで8GBなのNVIDIAさん?

 実際にはVRAMが8GBでもL2キャッシュの増強などにより、前世代モデル

 3060Tiからの性能アップは十分だといえるし、省電力化も立派だ。

 しかし、ターゲット層のライトゲーマーがL2キャッシュだとか、小難しいこと

 わからないのである。

 しかも、販売直前に16GBモデルの存在も明らかに!

 AIや動画配信などの用途に使うミドルクラスのユーザーは16GBモデルを

 選択するに決まってる。

 つまりマーケティングがおそまつさんなのである。

 

2.ライトゲーマーには価格が高すぎる!

 フルHDでカジュアルにゲームを楽しむライトゲーマー層に6~7万円台は

 明らかに高すぎワロタ状態である。

 さらにこの層はグラボを更新するよりも、まずはCPUやモニターをアップグレード

 するニーズの方が高いはずである。

 つまりマーケティングがおそまつさんなのである。

 

3.RX7600の価格待ち

 最大のライバルであるRX7600がドル価格269ドルのインパクトが大きい。

 正直、RTX4060Tiもそのうち値下げするんじゃね!?っとみんな思っている。

 つまりマーケティングがおそまつさんなのである。

 

4.GTX1650、1660シリーズが有能すぎ問題

 Steamのハードウェア&ソフトウェア調査によると2023年4月調査でも

 未だにグラボの使用率ランキング1位はGTX1650である。

 Steamハードウェア&ソフトウェア 調査

 さらにはGTX1660シリーズを合計するとGTX1650を上回り実質1位だ。

 現状のゲーム環境でGTX1650の性能があれば最低限困らないのである。

 つまりマーケティングがおそまつさんなのである。

 

5.マイニング落ち中古が存在感

  マイニングがオワコン化して久しいが、現在フリマサイトでは明らかな

  マイニング落ち個体が数多く売りに出されている。

  保障がないフリマサイトでの購入はおすすめできないが、リスクを飲み込んで

  割り切ってマイニング落ち個体を狙う人も多いのではないだろうか。

  なんにせよ、消費者に選択肢が多いのは悪いことではない。

  つまりマーケティングがおそまつさんなのである。

 

個人的な感想

NVIDIAさん、ミドルクラスのグラボはやっぱり3万円ぐらいが妥当ですよ!

マイニング特需はいい夢だったと忘れましょうぜ!

エントリークラスとしてRTX4050Superとかを1.5万円ぐらいで出しましょう!

こんなところです。

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